神秘の池 神の子池に行ってみよう!

北海道川上郡弟子屈てしかが町にある摩周湖の近くにある小さな池です。

そこまで見通せる透明度の高い水となんとも言えない青さが神秘的な池です。

透明度の高く、太陽の光が入ると美しい青色に見えます。

神の子池とは?

神の子池は、摩周湖の近くにある小さな池です。

透明度の高い水とその中をゆらゆらと泳ぐオショロコマの姿は、永遠の時を思わせます。

池を泳ぐオショロコマ。

1日12,000Lの水が湧き出しているそうです。

一年を通じて水温が8℃に保たれており、冬になっても凍ることはありません。

その結果、倒木が腐ることなく池に残り、独特の風景を生み出しています。

腐らずに残る倒木。

オショロコマほど大きな生物がいても、底まで見通せる透明度を誇り、倒木の存在感が相まって、他にはない神秘的な風景を作り出しています。

この独特の神秘性を楽しむためには、人の少ない晴れた日中に行って欲しいです。

成り立ち

「霧の摩周湖」として知られる摩周湖は、バイカル湖に次いで世界で2番目に透明度が高い湖とされています。

摩周湖は、アイヌ語でkami-to 神の湖と呼ばれていました。

摩周湖の外観。周囲を山に囲まれた巨大な湖。

摩周湖は、湖に注ぐ川や湖から流れ出る川を持たないにも関わらず、年間を通じて水位が変わらないという特徴を持っています。

その理由として、摩周湖の水が地下へと浸透し、周辺へと湧き出しているからです。

神の湖に由来する地下水が湧き出したことで形成された池と考えられたことから、神の子池と呼ばれるようになりました。

しかし、最近の調査の結果、神の子池の水源は外輪山への降水が伏流水であることがわかったそうです。

地学的な不思議もあり、ますます興味が湧いてきますね!

装備・体力・スキルについて

駐車場に車を停めたら、スニーカーで歩けるような道しかありません。

軽装で問題ないと思います。

生息する生き物について

オショロコマが生息しています。

湿原を訪ねる

アクセス

車以外でのアクセスは困難です。

最寄りの空港は、中標津空港か女満別空港ですが、いずれも近いとは言い難いです。

摩周湖や屈斜路湖を訪問する際に一緒に立ち寄るのが良いと思います。

天気

天気の情報は、こちらからどうぞ!

施設: トイレ駐車場食事

汲み取り式トイレがあります。

駐車場は、30台ほど駐車できるようです。

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