SOTOのAmicusは点火装置付きの一体型のOD缶対応ガスバーナーです。
コンパクトで高機能
折りたたむと7 cm、79 g(袋込みでは90 g)なので、非常に小さくて軽いです。
ほとんどのクッカーに楽々収納できます!
可愛いくらいのサイズ感なのに点火装置もついています。
本体とガス缶のみで火の周りを完結できるのは何よりの魅力です。
ライターが必要になると、本体がコンパクトでも軽量化にならないからです。
また、必要なものが増えるにつれて忘れ物のリスクも上がります。
手軽に火を作れることが大事です。
ゴトクについて
4本のゴトクで安定してクッカーを支えることができます。
それぞれに歯が刻まれていて、滑り止めになっています。
ゴトクの上を滑ったことはありません。
ただし、やや短いので大きいクッカーや鉄板を乗せるなら注意が必要です。
省スペースで湯沸かしできる!
バーナーをガス缶の上に設置するため、省スペースでお湯を沸かすことができます。
一方で、システム全体の背が高くなり、地面と平行でないと不安定になってしまいます。
沸騰するお湯をひっくり返したらと思うと怖いです。
ただし、これは一体型ガスバーナー全てに言えることです。
Amicusの軽さ・コンパクト・省スペースといった強みを考えると、代償としては仕方のないことです。
価格が安い
登山を始めると色々と道具にお金がかかります。
Amicusは比較的安いので、入門機種としてオススメです!
高い環境耐性
SOTOのバーナーは火口がすり鉢状になっており、風への耐性があるそうです。
春夏秋はもちろん、晴れた日の冬山、ちょっとした積雪のある山でも使用可能でした。
山頂などで風が強いと点火しづらいです。
積雪のある時期でも、小屋を利用すれば普通に使用できました。
▼1月の大菩薩峠
小屋内で湯沸かし。
▼11月の西吾妻。
風が強かったので、避難小屋で湯沸かししました。
積雪期には多少の不安がありますが、3シーズンはこれだけで十分です!
まとめ
Amicusは、コンパクトながら確かな実力を持つガスバーナーです。
初心者でも扱える手軽さと慣れた登山者でも満足できるスペックを備えた名品だと思います。
バーナーを検討している人はぜひ!!