18日7時30分、八方台登山口、10台以上の車、平日ですが意外に登山者は多いようです。
ここに来るまでに熊注意の看板が目に付きましたが、熊も遠慮して登山道には出てこないでしょう。
歩き始めは木々の葉が未だ緑。
30分位登ると、中の湯跡、建物は朽ち果てているがお湯は出るようです。
登りの木々の隙間から対岸を見ると136年前、2億トンの岩石を吹き飛ばした噴火壁跡を間近に見ました。
136年を過ぎた今は火口壁にも木々が生い茂るように回復していました。
1,500m位まで上がってくると登山道脇のブナ、カエデの紅葉の最中です。
山頂まで0.5 kmの標識がある弘法清水小屋から頂上まで少々の急登。
低木の木々に覆われた尾根の陰の道から稜線に上がったとたんに遮りが無くなり、10 m位の強風でした。
さらに濃霧で展望が全く効いません。
麓で曇りは山の上の天候は想像以上に変化しています。
頂上で見えるのは石の祠だけ、写真を撮って下に有る小屋に避難。
5m位下がっただけでもう微風。
窪地に入るだけでこうも違うのか、山頂の標識は少し下がったところに有りました。
麓で見上げる雲はここでは霧、葉っぱからの雫が当たりますが雨ではないようです。
下りは猪苗代口へ下山。
弘法清水小屋から分岐は右へ右と進路を取って標高を下げる度に木々の背が高くなっていきます。
この山はナナカマド、モミジが少ないのか、紅葉の赤い葉が少ないようです。
展望が効かないが、視界が広がり登山道が終わって林道と草を刈り取った平坦地、スキー場の最上部に出ました。
標高1320m近辺、ゲレンデの標高差は600m、刈り取った草の斜面を一本調子の下りです。
この下りは山道の下りより時間的には早いですが、膝の負担が大きいでしょう。
登山中に木々の背が低くなった辺りから展望を期待していましたが、霧の中で展望は全く効かずの登山でした。
噴火の崩壊後も見ました。
朝の予報では下りでは雨になるかと思いましたが、雨ならず汗だくに為ることもなく終了しました。