長野県大町にある低層湿原です。
水量が豊富で、苔類が数多く見られます。
真っ赤な身をつけるミヤマウメモドキが有名です。
湿原の周囲は、林で囲まれています。
林は、アカマツやカラマツ、スギなどの針葉樹やコナラをはじめとした雑木林で構成されています。
景色
▼湿原の周辺に遊歩道があり、内部に木道が設置されています。
植物の背が高く、木道の範囲が広いためか、迷路のような印象を受けます。
▼ミヤマウメモドキのアーチなど他の湿原では、みられない風景を楽しむことができます。
▼唐花見湿原は、雨水と雪解け水が溜まってできた湿原です。
この湿原の水は、地下に浸透して行くため、周囲に川がないことが特徴です。
▼苔は豊富で、名札があるので勉強になります。
コケ初心者におすすめです。
湿原情報概要
まとめ
比較的背の高い木が多く、湿原らしくない雰囲気が特徴です。
人が少ないため、静かで落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。
10月中旬から11月下旬には、枝いっぱいのミヤマウメモドキの実が木を赤く染めるそうです。
ぜひ見てみたい光景です。